4月14日、PiOPARKの特別会議スペースにてOSEKKAI salonを開催しました。今回の参加者は15名。この日もプロジェクトの報告や様々なディスカッションが行われ、議論や意見交換が議論が白熱する、濃密な時間となりました。
石山さんによる活躍人材プログラムの報告
この日最初に行われたのが石山さんによる「活躍人材プログラム」の活動報告です。石山さん、メンター山下を中心に1年間推進してきた「活躍人材プログラム」の1年間を通しての報告や、3月に行われた決勝プレゼンの様子を共有していただきました。

活躍人材プログラムとは
本プログラムは、地域の未来を担う高校生を対象とした探究型プログラムです。大田区内の高校と連携し、職業観の醸成・探究力の育成・地域との接点づくりを目的に実施されています。
対象は高校1年生で、今年度は4校が参加。工業・商業・観光といったテーマの中から、生徒自身が関心のある分野を選び、2025年4月から約1年をかけて取り組んできました。
決勝プレゼンの様子
各校での発表を経て代表チームが選抜され、3月には決勝プレゼンと表彰式を開催。当日は大田区長や各校の校長をはじめ、100名以上が来場する大きな舞台となりました。
優勝チームは、「池上梅園の観光資源活性化」をテーマに、現地の特性を踏まえた具体的な提案を発表。完成度の高い内容に、会場からも高い評価が集まりました。

審査員を務めたメンター舟久保、メンター寺西からも
「大人顔負けのプレゼンテーションだった」
「ツッコミどころが少ないほど完成度が高かった」
といった声が上がっていました。
見えてきた課題とこれから
本プログラムの特徴のひとつが、企業訪問を通じた実践的な学びです。生徒たちは自らアポイントを取り、大田区内の企業や団体を訪問。OSEKKAI salonメンバーも受け入れ企業として関わりました。
一方で、受け入れの意思を示していたにもかかわらず、訪問がなかった企業もあったとのこと。
背景として、工業分野への関心を持つ学生が少ないことや、企業側の情報発信が十分でなく魅力が伝わりきっていないことなどが挙げられ、今後に向けた課題として共有されました。
その解決に向けた具体的なアイデアについても活発な議論が行われ、プログラムのさらなる発展に向けた一歩となりました。

OSEKKAI salonアワード・レビューについて
OSEKKAI salonで生まれたプロジェクトを称える「アワード」と、個人の取り組みに光を当てる「レビュー」について、今年度の概要が改めて共有されました。
当日はすでにエントリーされているプロジェクトの紹介に加え、新たにエントリーするプロジェクトの募集や、今後のスケジュールや投票方法についても説明が行われ、参加メンバーの関心も高まっている様子でした。
今年も昨年に引き続き新たな挑戦を後押しする「PJスタート賞」も設けられており、これから動き出すプロジェクトにもスポットが当たる仕組みとなっています。
今年のアワードは、6月に発表・投票、7月に受賞者発表を予定です。どのプロジェクトが選ばれるのか、今から楽しみです。

OSEKKAI salonしたいこと/されたいこと
最後は、5人前後のグループに分かれ、「したいこと/されたいこと」をテーマにしたワークを実施。それぞれが今感じていることや、これから取り組みたいことについて、率直に言葉を交わす時間となりました。

私たちのグループで印象的だったのは、森島法律事務所の森島さんのお話。「なかなか活力が湧いてこない」という悩みについて共有がありました。
明確な原因があるわけではないとのことでしたが、話を深めていく中で、日々の生活の中で人との関わりや体を動かす機会がやや少なくなっていることが影響しているのではないか、という気づきが生まれました。
実は私自身も似た感覚を抱えていたこともあり、まずは小さな一歩として、休日に一緒に体を動かすミニプロジェクトをやってみよう、という話に。
さらに、永和産業の田中恵一郎さんからは食生活の観点でのアドバイスも。田中さんの会社で扱っている大豆に触れながら、「食事も精神面に大きく影響する」との視点が共有され、日常の習慣を見直すヒントも得られました。

一人で抱えがちな悩みも、こうして言葉にし、誰かと共有することで新たな打ち手が見えてくる。
OSEKKAI salonらしい、あたたかく実践的な時間となりました。


