6/24 OSEKKAI salon活動報告レポート

6月24日に行ったOSEKKAI salonの活動の様子をご報告いたします。今回はOSEKKAI salonメンバー田中宙さんがCEOを務める安久工機さんのヤスラボでの開催となりました。サロンメンバー15名に加え、2名のオブザーバーも参加。

OSEKKAI salonのプロジェクトとしても紹介されていたヤスラボでの開催という影響もあり、この日のサロンは、いつにも増して熱量高めで話題が尽きることなく、いつも以上に議論や意見交換も活発に交わされました。

 

豊和工業・村上さんによる「HOUWAの取り組み」

最初の発表は、先日60周年記念パーティーを開催し企業ロゴも刷新した豊和工業・村上さんによる「HOUWAの取り組み」。「豊和工業に関わるすべての人々を幸せにする」という理念を掲げる豊和工業では、電力線の地中埋設工事を主軸にしながらも、単なるインフラ整備企業にとどまらない独自の進化を続けています。

「稼げる、帰れる、かっこいい」という“豊和新3K”を掲げ、「一生働きたい会社」を目指し、現場の職場環境を根本から見直す「働きやすさ改革プロジェクト」も推進中とのことです。

発表の中で注目を集めた取り組みの一つが、企業理念やビジョンに基づいてオリジナルアロマを調香する「アロマブランディング事業」です。これは、企業ごとの課題やカラー、ありたい未来像を丁寧にヒアリングしたうえで、専門の調香師が“香り”として言語化・具現化するというユニークな試み。

また同じく注目をを集めた取り組みが、障がい者就労支援を目的としたB型事業所「リハスワーク大森 with HOUWA」の開設です。2025年5月にオープンし、知的・精神(発達)・身体障がいなど、幅広い方々を受け入れ、地域に根ざした支援を行っているそうです。

この日はOSEKKAI salonメンバーに向けて、アロマ製作モニター、障がい者支援業務の協力者募集も行われ、メンバーの皆さんの反応も非常に前向きでした。「本当に素晴らしい取り組みであり、こういうことはやりたくてもなかなか実現できない」といった声が相次ぎ、実際にその場で手を挙げて関わりたいと表明するメンバーも多く見られました。

 

マックス・正木さんによる「OSEKKAIsalon In 焼津PJ」

続いては、マックスの正木さんによる「OSEKKAI salon in 焼津PJ」の発表です。当初は「会社見学・工場見学プロジェクト」として構想されていたプロジェクトでしたが、前回のサロンにて、株式会社吉村の橋本隆生さん(第8回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞受賞企業)が登壇されたことをきっかけに、大きく進化を遂げました。

単なる見学にとどまらず、地域と企業、そして人との交流を通じて、自社事業への学びや新たな気づきを得ることを目的に、プロジェクトも内容を刷新。これまで予定していたツアーのスケジュールや構成を見直し、現地・焼津の方々を巻き込んで、OSEKKAI salonそのものを現地で開催するという方向に舵を切りました。

発表の中では、焼津で出会える多様な企業や人々、地域に根ざしたユニークな取り組みなどへの期待が語られ、プロジェクトの広がりを感じさせる内容に。メンターの山下からは、「我々OSEKKAI salonの魅力を、ぜひ焼津の皆さんにも体感してほしい。そして仲良くなるだけで終わらず、ぜひ新たなビジネスの創出へとつなげてほしい」とのエールと参加の呼びかけのコメントをいただきました。

焼津の地でどんな新たな化学反応が生まれるのか、今から楽しみです。

 

森島法律事務所・森島さんによる「弁護士ワンポイント」

毎回好評の森島法律事務所・森島さんによる「弁護士ワンポイント」。今回のテーマは、「シェアオフィスは賃貸借なのか、賃貸借だとどうなのか」。スタートアップやベンチャー企業が集い、技術連携や経営協力を行うインキュベーション施設・ヤスラボでの開催だったこともあり、そこから着想を得たトピックだったとのことです。

森島さんからは、シェアオフィスにおける契約形態が「賃貸借」と見なされる場合とそうでない場合の違いについて、過去の判例を交えながら解説が行われました。借地借家法が適用されるかどうかで、契約の終了条件や立ち退きの交渉に大きな違いが生まれることに、多くの参加者が驚きと関心を持って聞き入っていました。

さらに今回のテーマは、メンバー自身が実際に関わるシーンも多いため、質疑応答の時間には活発なやりとりが。契約書の書き方や、トラブルを未然に防ぐための具体的な対策について、森島さんに次々と質問が飛び交いました。

リアルな現場感と実務に即した知識が交差する、OSEKKAI salonならではの濃密な学びの時間となりました。

 

メンター寺西による「南魚沼&OSEKKAIsalon PJ」

今回のサロンでは、5月16日(金)〜17日(土)に行われた南魚沼・魚沼地域への現地訪問の様子が共有されました。このプロジェクトは、現在OSEKKAI salonが連携を進めている地域の一つで、現地では打ち合わせや視察、そして懇親会などを通じて地域の方々と深い交流を図ってきたとのことです。

実際に街を歩き、地元の商店街や街の空気に触れるなかで、地域ならではの魅力とともに、いくつかの課題も感じられたといいます。例えば、人の流れや活気がやや落ち着いてきている様子や、商店の後継者問題など、都市部とは異なるリアルな地域課題が浮かび上がってきました。

そんな中で、OSEKKAI salonとして何ができるか、大田区というフィールドとどうつながれるかを考えるきっかけにもなった2日間。今後は、大田区との連携やOSEKKAI salonのネットワークを活かしながら、地域の方々と一緒に、少しずつでも盛り上げていきたいとの展望が語られました。

焼津・南魚沼とのプロジェクトが進行しており、OSEKKAI salonの活動は地域を越えて少しずつ広がりを見せ始めています。都市と地方、業種や世代を超えたつながりの中から、どんな新しい共創が生まれていくのか、これからの展開にも、ぜひご注目ください。

懇親会もヤスラボで開催!

サロンの活動終了後は、そのままヤスラボをお借りして懇親会を行いました。単なる食事や談笑を楽しむだけではなく、真剣な議論や相談が飛び交い、まさに学びとつながりが交差するOSEKKAI salonらしい時間となりました。

お互いの近況やプロジェクトの進捗を語り合ったり、ビジネスやプライベートの相談をしたりと、熱量は最後まで冷めることなく続きました。ヤスラボという場所の持つ雰囲気がいつも以上に参加者同士の距離を自然と縮め、心地よい熱気に包まれた懇親の時間を生み出していました。