7月17日に行われたOSEKKAI salonの活動の様子をご報告します。この日は羽田イノベーションシティ内にある、さわやか信用金庫ビジネスマッチングセンターをお借りして開催されました。今回は14人のメンバーと1人のオブザーバーが集まり、進行中のプロジェクトについての報告や、これからの展開に向けたディスカッションが行われました。
BUCKLE COFFEE・石山さんによる「活躍人材育成プログラムのご報告」
最初の発表は、BUCKLE COFFEEの石山さんによる「活躍人材育成プロジェクト」の進捗報告からスタート。
このプロジェクトは、OSEKKAI salon、大田区産業振興協会、大田区内の高校がタッグを組み、未来の「活躍人材」を育てることを目的に始動しました。高校生たちが自らの進路や将来像をより具体的に思い描けるよう、さまざまな体験や学びの機会を提供していく取り組みです。
報告では、これまでに実施した活動の様子や感想が共有されました。連携している高校は区内ですが、生徒の多くは区外から通ってきていることもあり、「このプログラムを通じて、大田区の魅力を感じてもらいたい」と石山さんと石山さんは語られました。
今後は生徒たちによる企業訪問を実施する予定で、OSEKKAI salonのメンバー企業でも、受け入れを表明している方々が複数名います。高校生を受け入れる立場として、経営者目線での質問も多く飛び交い、「どんな準備が必要か」「現場で何を見せたいか」など、具体的なディスカッションが行われました。
高校生たちの未来と、大田区の魅力づくり。その両方を育てるこのプロジェクトに、参加メンバーからも期待の声が上がっていました。

61(ロクイチ)・岡谷さんによる「キッズバイク体験 E-BIKE」
プロのバイクレーサーでもあるロクイチの岡谷さんが、子ども向け電動バイク(E-BIKE)の体験会の取り組みを紹介しました。岡谷さん自身のバイクの原点でもあるeバイクを通じて、「バイクって楽しい!」という純粋なワクワクを、未来の世代に伝えていくことがこの活動の目的です。
体験会はすでに複数回開催されており、子どもたちが目を輝かせながら走る様子を共有してくれました。会場には家族連れも多く訪れ、地域に賑わいを生むイベントとしても注目を集めています。今後も定期的にイベント開催を続けていく予定とのことです。
また、企業ロゴのステッカーをバイクに貼るなど、協賛企業として関われる仕組みも整備されており、OSEKKAI salonメンバーの中からも「自分たちに協力できることはないか」と多くの質問や関心の声が寄せられました。
岡谷さんの情熱と、子どもたちにバイク文化を未来へつなぐという強い想いが、参加者にもまっすぐ伝わる発表となりました。

極東精機製作所・鈴木さんによる「岡谷さん×極東精機製作所」
プロバイクレーサーの岡谷さんと、金属加工から製品設計・デザイン・開発まで一貫して手がける極東精機製作所がタッグを組み、新たなバイク関連プロダクトの開発に挑戦中で、その進捗を共有していただきました。
発表では極東精機製作所の鈴木さんがプロジェクトの構想をプレゼン。コンセプトやブランドの方向性、そしてマーケティングのアプローチについても詳しく共有されました。現在は試作段階で手応えは上々とのことです。今後の展開に期待が高まります。
さらに今回の取り組みは、OSEKKAI salonの中で立ち上がった「ベンチャーフレンドリープロジェクト」の一環でもあります。大田区で新しい挑戦を続ける二者が出会い、互いの強みを活かしながら実現に向けて動き出している、まさにOSEKKAIならではの共創プロジェクトとなっています。

マックス・正木さんによる「OSEKKAIsalon In 焼津PJ」
もともとは「会社見学・工場見学プロジェクト」でしたが、正木さんと株式会社吉村・橋本隆生さん出会ったことをきっかけに、構想は一気に加速。焼津の企業や地域の方々を巻き込みながら、焼津でOSEKKAI salonを開催し、焼津版OSEKKAI salonなんか生まれても楽しそう!という、全く新しいチャレンジへと進化を遂げました。
今回は、前回のサロンで共有されたおおまかなツアースケジュールに続き、具体的な日程と訪問先が確定したのでその内容がメンバーに向けて発表されました。また、焼津側で参加予定の方々のご紹介もあり、現地とのつながりがますますリアルに感じられる内容となりました。
そして今回のプロジェクト、実はOSEKKAI salon史上初となる県外開催となります。この歴史的な第一歩に、メンター山下からも「OSEKKAI salonの空気感やエネルギーを焼津でもぜひ体感していただきたい」と熱のこもった呼びかけがあり、メンバーからも「ぜひ行きたい!」という声が次々に上がりました。
焼津で何が起きるのか、どんな出会いと化学反応が生まれるのか。新たな挑戦に期待が膨らみます。

フリーディスカッション「世界経済の影響や対策について」
最後はフリーディスカッションが行われました。テーマは「世界経済の変化が、自分たちのビジネスにどのような影響を与えているか」。
トランプ関税の動向や為替変動、物流の不安定さなど、国際情勢が大きく揺れ動く中、メンバー各社にも少なからず影響が及びつつあるのでは?という問題意識のもと、意見交換や情報共有が行われました。
外国人人材のマッチング・育成に取り組むマックスの正木さんや、海外からコーヒー豆を仕入れているBUCKLE COFFEEの石山さんなど、グローバルに関わるビジネスを展開しているメンバーからは、リアルな現場感覚に基づいた声が次々と共有されました。
「為替の影響で仕入れ価格が変動している」といった話から、「世界中でコストが上がってきており、仕入れ先の切り替えを行う企業が出てきているのでチャンスが生まれてきている」といった前向きな意見出てきました。
分野も業種も異なるメンバーだからこそ生まれる多角的な視点のぶつかり合いが、これまでにない学びや気づきをもたらしてくれる、貴重な時間となりました。


