空き家再生×若者育成 スモールビジネスラボPJは、東京都と新潟県南魚沼市の二拠点生活を実践している森澤真爾さんが推進しているプロジェクトです。
森澤さんは、南魚沼市で増加している空き家の活用に可能性を感じる一方で、地域で挑戦する若者の活躍の場が不足しているという課題にも着目しました。そこで、地域に眠る空き家を活用しながら、若者が実際のビジネスに挑戦できる場をつくることを目指して、このプロジェクトを立ち上げました。東京から新幹線で約90分という立地を活かし、都会と地方をつなぐ新たな拠点づくりにも挑戦しています。
プロジェクト概要
このプロジェクトは、南魚沼市にある空き家を活用し、「スモールビジネスの実験室」として運営する取り組みです。地元の司法書士である小林さんと連携しながら空き家を活用し、若者が実際に事業を運営することで経営者視点を学べる環境づくりを進めています。
現在は大きく3つの事業を展開しています。1つ目は、くわはら接骨院の桑原雄馬さんと連携したボディケア事業です。産前産後ケアなど地域のニッチな需要に対応しながらサービスを提供しています。2つ目は民泊・農業ツアー事業で、神楽南蛮の収穫体験や稲刈りツアーなど、南魚沼ならではの魅力を体験できる企画を実施しています。3つ目はイベント事業で、地元企業である日本マダミスラボと連携し、地域の交流や賑わい創出につながるイベントを開催しています

今後の展望
森澤さんは、このプロジェクトを単なる地域活性化やボランティア活動ではなく、「ビジネスとして成立する仕組み」に育てていきたいと考えています。民泊や農業ツアー、イベント運営を若者自身が主体的に担うことで、実践的な経営感覚や事業運営のノウハウを身につけられる環境を整えていく予定です。また、南魚沼の豊かな地域資源と東京圏の人材・ネットワークを結び付けることで、新たな挑戦が生まれる場づくりも目指しています。
OSEKKAI salonメンバーから宿泊体験や農業体験に対する関心の声も多く聞かれました。一方で、実際に事業として継続していくためには、適切な価格設定や季節ごとのプログラム設計、さらには協力してくれる農家の方々との調整など、乗り越えるべき課題も見えてきました。
今後はこうした課題を一つずつ解決しながら、南魚沼の魅力を体験できる場としてさらに発展させていく予定です。空き家の活用、若者育成、地域活性化という複数の課題解決に挑戦するこのプロジェクトが、今後どのように発展していくのか注目です。


