OSEKKAIアワード エントリーNo,8 「事業承継PJ」

事業承継PJは、株式会社渡辺精機の渡辺達大さんが推進しているプロジェクトです。

渡辺さんは2027年8月に、お父様であり現社長の渡辺穣さんから事業を承継する予定です。多くの中小企業が直面する事業承継というテーマに対し、自身が今まさに取り組んでいることや悩み、学びをプロジェクトとして共有することで、同じ立場の経営者や後継者の参考になればとの想いからエントリーされました。

 

プロジェクト概要

事業承継PJは、2027年8月に株式会社渡辺精機の社長就任を予定している渡辺達大さんが、自身の事業承継の取り組みや学びを共有するプロジェクトです。

渡辺さんは「事業承継は単なる社長交代ではない」と考えています。社員や取引先から経営者として認められ、自ら意思決定できる状態になって初めて事業承継と言えるため、現在は社員や顧客との関係構築、株式承継、組織体制の整備などを進めています。

その過程では、親子だからこそ話し合いが感情的になってしまうこともありました。しかし、OSEKKAI salonメンターの舟久保さんに間に入ってもらうことで冷静な対話ができるようになり、お互いの考えや方向性を整理することができたそうです。

今後の展望

現在も社長就任に向けた準備は続いており、組織づくりや体制整備に取り組んでいます。一方で、現段階では他のOSEKKAI salonメンバーのような壮大なビジョンが無いことが悩みだとも語りました。「開発を止めない町工場であり続ける」「開発を止めない町工場であり続ける」といった目標を目指しながら、大きなビジョンも模索していくそうです。

また、このプロジェクトを通して得た経験や課題、解決方法を記録し、将来同じ立場になる後継者たちへ伝えていきたいとのことでした。

発表の中で印象的だったのは、「事業承継は恩送り」という言葉です。多くの経営者に支えられながら進めてきた経験を、今度は次の世代へつないでいきたい。そんな想いが込められたプロジェクトでした。