こんにちは!OSEKKAI salon事務局の渋谷です!
今回は5月21日に開催されたOSEKKAI salonの活動の様子をご報告いたします。今回はサロンメンバー18名と、6名のオブザーバー、合計24名での会となりました。今回の活動も、ベテラン経営者と若手経営者の皆さんで、意見や質問が飛び交う刺激のある活動になりました。
KiKi 高木さんの活動のご紹介
この日はじめに行われたのが、北千住の日用品と日本喫茶KiKiを運営している高木さんのお話でした。この日は同じくKiKiの取締役も務める奥様の木皿さんも一緒にKiKiのご紹介をしてくださいました。KiKiでは「ライフスタイルおすそわけブランド」として、北千住の店舗運営の他、オリジナルの茶葉ブランド、POPUP GALLERY、シェアハウスの運営を行っています。
オリジナル茶葉muicaの開発の経験を元に、自社ブランドを立ち上げることの難しさや、失敗、試行錯誤、継続の重要性を説明していただきました。また現在2店舗目の出店の準備も進めており、その進捗状況も共有していただきました。
高木さんからは2店舗目の進捗や続報をお楽しみくださいとのお話に加え、正社員の雇用について先輩経営者の方々に質問しているシーンもあり、先輩経営者からアドバイスが送られていました。
弁護士ワンポイント!引き抜き・競業について
次に行われたのが銀座PLUS総合法律事務所の弁護士である森島さんから、経営者の皆さんへ向けたワンポイントアドバイスです。この日は引き抜きや競業に関して、自社から社員が出ていく時、他社から迎え入れる時、それぞれのケース毎に気を付けたいポイントをご紹介していいただきました。
経営者の皆さんの中には、引き抜き・競業の問題に直面したことのある方もいらっしゃいました。その他の経営者の皆さんからも、実際の経験や事例を挙げながら、退職時の誓約書の効力についてや、このようなケースでは弁護士に相談した方がいいか、といった具体的な質問や相談が多数出てきていました。
弁護士の森島さんを中心に、他の業界の方の事情や実際にあったトラブルの紹介といった情報交換が行われました。様々な業界で様々な経験をし、それを仲間のために発信できる経営者の皆さんが集まるOSEKKAI salonの魅力を改めて実感しました。
先輩経営者訪問プロジェクト
次に行われたのが、伴場歯科医院の伴場さんとタムラエジアの田村さんが中心の、先輩経営者さんの会社へ訪問しお話を伺うというプロジェクトの報告でした。今回はサロンメンバーの細貝さんが勤めるマテリアルへ訪問し、社長さんのお話をお伺いしてきたそうです。
マテリアルの社長さんから、5坪の工場で始まった創業当時のお話や、成長の過程で直面した困難やそれを乗り越えた方法について、また経営者としての心構えといったお話をしていただいたそうです。「心に響いた名言」として、「人、がキーワードになり、人が集まる会社が生き残る」というフレーズを紹介していただき、サロンメンバーの皆さんも大きく頷いているシーンが印象的でした。
また別の日にマテリアル取締役を務めるサロンメンバーの細貝さんからより詳しいお話をお聞いてこられた、その内容も発表していただきました。社長とは異なる視点を持つ細貝さんは、データやシステムを活用し論理的に社員を引っ張っていっており、その点が非常に印象的だったそうです。
また発表の後には、主に製造業やサービス業で用いられる「5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)」についての議論が交わされました。経営者の皆さんの中でも、自ら整理整頓を率先して行う方、みんなでルールを決めてみんなで行う方、鬼軍曹がいて厳しく管理されている方と、様々なタイプの会社がいらっしゃることがわかりました。
社長、質問がありますプロジェクト
最後に行われたのが、伴場さんが中心となって進めている、先輩経営者の皆さんへ質問やアンケートを行うという企画です。普段だったらなかなか聞きにくいリアルな実情をOSEKKAI salonの仲間同士でお聞きすることで、自社の参考にさせていただいたり、他業種の実情を学び視野を広げる、という企画です。
この日はOSEKKAI salonのメンバーからも他の経営者の皆さんにしたい質問を募集しました。社員とのコミュニケーションや離職率を低くされる方法についての質問が挙げられた他、特に質問が多かったのが、採用に関する質問でした。他にも、外部ではなかなか聞くことができない、リアルな失敗事例があると参考になるという意見も出てきてしました。