OSEKKAIアワード エントリーNo,8 「安久工機新拠点PJ」

安久工機新拠点PJは、有限会社安久工機の田中宙さんが立ち上げたプロジェクトです。

安久工機では1969年の創業以来「研究開発試作の伴走者」として様々なプロジェクトに携わり、経験と知識を培ってきました。ニーズや課題・モノづくりアイディアが多様化する世の中で、「モノづくりの聖地、研究開発試作の天国」と呼ばれるような、モノづくりにとって最高の会社を、マチを、国をつくるというミッションを掲げています。

田中宙さんの強い志に基づき、安久工機の新拠点に研究開発型インキュベーションセンターが設立されました。このセンターでは、入居企業と共に共存・共創・共栄を目指し、“モノづくり天国”を築くことを目標としており、この事業がOSEKKAI salonのプロジェクト化されました。

 

プロジェクト概要

安久工機新拠点PJは、安久工機の新拠点に設立される研究開発型インキュベーションセンター「ヤスヒサコーキイノベーションラボラトリー(通称ヤスラボ)」を通して、大田を、日本を“モノづくり天国”にすることをミッションとして推進するプロジェクトです。

ヤスラボでは単にオフィスや会議室を提供するだけでなく、安久工機が持つ施設や設備を開放したり、安久工機の得意分野である試作開発の相談が可能といった、モノづくりを目指すベンチャーにとって貴重な機能を有しています。

安久工機にとっても安定的な売上を確保しながら、入居企業の人材やスキル・ノウハウの入手が可能といった双方にメリットを生む企画です。

今後の展望

安久工機新拠点PJは今年から始まっており、2025年の春頃のオープンを目指し、建物や内装・設備の設計や、入居企業の選定を進めているそうです。

田中宙さんが立ち上げ推進している「ベンチャーフレンドリープロジェクト」と同様に、新たな価値やモノを生み出そうとするベンチャー企業へのサポートを行い、“モノづくり天国”としてリブランディングすることを目指しています。

自社だけでなく大田のマチや日本全体の価値を高める、壮大なプロジェクトが進行しており、来年のオープンやその後の展開に期待が膨らみます。