2024年7月24日に第4回目の探究サロンが開催されましたので、その様子をご紹介します。
探究サロンとは、大田区の高校と連動したプロジェクトで、経営者を目指す・経営者に興味がある高校生を対象に、1年を通して経営やビジネスアイディアに関するディスカッションやグループワークを行い、学ぶ・考える場を提供するというプロジェクトです。
第4回探究サロンの様子
この日の探究サロンは「現役経営者講演」「経営者交流会(グループディスカッション)」というテーマでした。まず始めに恒例の「最近あったいいこと」をシェアしてアイスブレークするところからスタートしました。
そして第一部、本編である現役経営者講演として株式会社GWCの山野さんより「人と街に支えられる会社」といった内容の講演がありました。ゼロからプロスポーツチームを作り育てるために様々な「人」や「街(地域)」との連携及び協力を得ながら大きな夢に向かっていくプロセスをお話し頂き、大きな夢を持つ大事さやいくつもの苦難にくじけずに立ち向かっていく強さ、そして自分だけではできないことを周りの「人」や「街(地域)」に助けてもらえる環境作りの大切さが参加者たちに伝わっていたと思います。
その後、第二部として地域の様々な業界で活躍されている現役経営者の方々との「経営者交流会」が始まりました。はじめに経営者の方々より自己紹介含め、それぞれの業種、会社規模、会社風土などの簡単な自社紹介がありました。そして、いくつかのグループに分かれた参加者グループに経営者の方々が入れ替わりながら活発な意見交換感が行われました。
グループディスカッションの中では、経営者それぞれの視点での事業に対するアドバイスや経営者に必要な心構え、経営者といった立場の魅力などを参加者からの質問に答えつつお伝えされていました。なかなか普段の生活の中で聞くことのできないお話に目をキラキラさせながら聞いている姿を見て、参加者とって非常に有意義に時間になったのではないかと思います。
これからビジネスを立ち上げようとしている段階の参加者にとって現役経営者との交流機会は参加者のモチベーションの維持向上および今後の相談者(支援者・協業者)を見つける機会にもなるので定期的に企画されるそうです。また、年度後半は起業に向けて必要な知識を学ぶ座学的な要素も盛り込み、まだ明確な夢を見つけられていない学生も聴講できる機会も準備されているとのことです。
これからの探究サロン
次回は「ミニピッチ大会」で参加者たちがどのようにしてビジネスアイディアを思い付きビジネスモデルを起案したのか、またそのビジネスが実現されたらどんな価値があるのか、を「想い」を込めて発表されるようで、たくさんのオブザーバーの方々に共感して頂ける機会となるはずでとても楽しみです。